令和記

雑文、雑記、日々の記録

『きっと、うまくいく』と本田宗一郎

インド映画『きっと、うまくいく』の主人公ランチョーは少年時代、使用人だったので、学校に通うことができなかった。でも勉強したかったから、主人の息子の制服を借りて、学校に潜り込み、授業を受けた。


その少年時代のエピソードを観て、本田宗一郎を思い出した。本田技研工業、つまりHONDAの創業者だ。


本田宗一郎は31歳のとき、技術上の疑問が生じると、経営者だったにもかかわらず、浜松高等工業学校の聴講生になって勉強した。


両者に共通しているのは、独学ではなく学校を選んだことと、学歴のためではなく純粋に学ぶために授業を受けたことだ。


もしも、勉強嫌いで学校の授業を聞き流していたにもかかわらず、“大学ぐらい行っとかないと”という謎の強迫観念に駆られて進学したとしても、いつか、本気で学ぶ機会はやってくるかもしれない。もちろん、やってこないかもしれない。


個人的には、目的なき勉強も面白いと思う。目的を持たなければいけないんだ! という圧迫思想は、上記の強迫観念とどこか似通っているような気がしてならない。