令和記

雑文、雑記、日々の記録

焼肉

友と焼肉店に入った。

ランチタイムだ。

この地に店を出して間もない、某焼肉チェーンである。

友は牛の臓物や牛の舌を300gと、ごはん大盛。

ぼくはハラミ200gと、ごはん普通。


「お前、それで足りんの?」

友が言った。

「昼飯なんてこんなもんだ」

ぼくは答えた。


友は大して焼かないで、ぱくぱく食う。腹壊すぜ。ぼくはシッカリ焼く派だ。



焼肉と言えば、昔、とてつもなくまずい肉を出す店に入ったことがある。

その肉は、噛むごとに、臭みが口の中に充満した。

食べ放題で、カレーだの、唐揚げだの、プリンだの、色々あったが、どれも汚ならしかった。

唯一、ポテトサラダだけ、ドレッシングで味つけすれば、なんとか食えた。

不思議と、客の入りはよかった記憶がある。アホみたいに安い店だったからか。

店(個人経営)は間もなく潰れた。

なんのために、店を開いたのか、店主に問い質したくなるくらい、まずい店だった。



焼肉は“いい肉”なら絶対うまい。

ぼくのような素人だと、細かい味の違いまではよくわからない。

ある程度うまければ、全てうまく感じる。

だからクソまずい肉を出せる店は珍しい。


「焼肉なら、キロ行けるな!」

友が言った。


こういう人に限って、あまり食えない。

カウンター席では、ハイカラな爺さんが1人焼肉をしていた。