Jフード・ダイアリーズ

疲れたらカレーを飲め、と或る人が云った

AM3:30

「眠れん」

老人(93)が起きてきて言った。

「椅子に座りますか」

無言で、老人は腰かけた。


窓の向こうは暗く、家々はどっぷり夜に浸かっていた。


ぼーっと、遠くで明滅している街灯を、見るともなく見ていると、隣から

寝息が聞こえてきた。


高齢者施設では、よくある風景だ。