Jフード・ダイアリーズ

疲れたらカレーを飲め、と或る人が云った

介護職員の意識調査



介護職員の職場への不満は

大まかに言って、3つあるようだ。


つまり



1つずつ見ていこう。

①給与

介護は薄給と言われる。記事によると、正当に評価されていないと感じている介護職員が8割を超えているそうだが、もちろん、他業種に比べて給与が低いことも、大いに関係しているだろう。


それに、事業所によっては、地域によっては、とんでもない給料のところがある。採用面接のときに、嘘の給与額を提示する事務長もいる。


だが、そこそこマシなところもある。


転職前に、徹底的に調査するしかない。探せば、まともなところはある。介護で得られる給与は、名のある会社のそれより低いが、生活できないほどではないはずだ。


これを言ったら怒られるかもしれないが、介護にばかりクローズアップするのではなく、そろそろ他の恵まれない仕事にも目を向けてほしい。


私見では、介護職員は弱者とは言えない。


家庭持ちの男性職員(共働き)、シングルマザーはけっこういる。なぜなら、介護で得た給料で家族が生活できるからだ。


介護業務に魅力を感じる人が少なく、人手不足が深刻だから、給与を上げる必要があるのだろうが…


②人間関係

介護の職場は成果主義ではなく、減点主義だ。ミスをしたら、評価が下がる。但し、人間関係さえうまくやっていれば、多少ミスしても大丈夫。楽しくやっていかれる。


逆に、人間関係がまずいと、懸命に仕事をしていても、全く評価されない。介護現場にはそういうところがある。先輩にかわいがられ、同僚とバカ話をすることが重要なのだ。


ただ、それをバカらしいと思う人は多いだろう。


仕事は嫌いじゃないが、好きでもない奴らと話すのはゴメンだ、という人は、人がやりたがらない地味な業務をコツコツこなすことをおすすめする。


要するに、誰かの役に立つ仕事をしていれば、自ずと道は開けるのだ。悪口は言わず、愚痴を吐かず、利用者さんには優しく。


③休日

休日が欲しければ、そういう職場を探すしかない。探せば、必ずある。年間休日120日以上のところもザラだ。残業はおそらく回避可能なはず。


が、スタッフが不足すると、休みは容赦なく、削られる。職場の雰囲気が悪くなる。ギスギスする。施設はスタッフを確保できないくせに、満床を維持しようとする。更に職員がやめる。他のセクションや系列施設からの助っ人でやり過ごす。人員不足が現場に与える影響は計り知れない。休みが取れなくなるのは、精神的にきつい。新人が入ってくるまで、それは続く。


また、シフト制なので、休みが世間の休日と合わない。それがいいという人もいれば、土日に休みたいという人もいる。つまり、どこかに遊びに行くなら平日のほうが空いているから平日に休みたいという人もいるし、家族(土日休み)と過ごしたいからカレンダー通りに休みたいという人もいる。色々だ。


いずれにせよ、スタッフが足りていれば、休日は取れる。人さえいれば。





終わりに


全て人員不足のせいになってしまったが、それはうちがスタッフ不足で苦労しているせいかもしれない。現状、休みは取れているが、有休は取れていない。だがそれは他の業種にも言えることだろう。


とにかく、人がいないと、ケアの質を上げるどころか、維持することさえ難しくなる。レクリエーションすら、できなくなるし、利用者さんを歩行させることも、しなくなる。そしていつしか、衣食住に関わる最小限のケアしか、行われないようになる。人員不足でいちばん被害を受けるのは、我々ではなく、利用者さんなのだ。