禁煙家のグラフィティ

疲れたら水を飲め、と或る人が云った

介護職員の逮捕


こういうの見ると、残念だな、と。


夜勤中のオムツ交換時の出来事


利用者さんは嫌がって抵抗する。


認知症だから、何をされているかわからない。


想像してみてほしい。


オムツ交換は、認知症の人からしたら、寝ているところにいきなり見ず知らずの人がやってきて、ズボンを下ろされ、裸にされる、という恐怖の出来事でしかない。


まさに、ホラー


抵抗するのが普通である。


だが、職員の気持ちも理解できる。


“この人がいなければ”

“この人が言うことを聞いてくれれば”

“この人のせいで”


思いがちだ。



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重要なのは、相手(認知症の人)を変えることはできないということ。


こちらが合わせるしか、道はないのだ。


介護はそういう仕事なのだ。


言い方は悪いが、とことん耐えつつ優しさを売る仕事なのだ。


アンガーマネージメントをマスターできればいいけれど、なかなか難しい。


ぼくは怒りの感情が湧いてきたら、とりあえず対象から離れることにしている。


そして、時間を置く。


待つ。


ムリは、しない。


特に夜勤中に業務が滞ると、むき出しの尖った感情の渦に放り込まれたような情態になる。


気の短い人には向かない。


天使みたいな人に向いている。


人間の尊厳ということも含めて考えると、介護ロボットによる介助がベストな気もする。利用者さんだって、他人に裸を見られたくないだろうし、下の世話をされたくもないだろう、一般的に。


人間同士だと、合う合わないという、どうしようもない問題も出てくるし、上下関係も生まれる。


それらが、虐待の土壌となる。


世の犯罪がなくならないのと同じく、人が行う限り、虐待はなくならない。ゼロにはならない。



が、減らすことはできる。



現場、各施設では、なくす努力がされているし、これからもされていくはずだ。





※どうやら介護ロボットは介護職員に取って変わるものではないらしいが、プライバシーに踏み込む介助に関しては、個人の尊厳を守るためにも、介護ロボットに任せるべきだと個人的には思っている。